【校友会活動】2026・27年度 校友会総会&懇親会レポート

卒業生の皆さん、お元気ですか。先月は、ドリームラボの学生たちが千葉のまちなかでサンマを焼いた「STAY STREETマルシェ出店レポート」をお届けしました。今月は、その出店報告も含めて校友会の1年間が総まとめされた’26/’27年度 6月総会、そして総会のあとに待っていた懇親会の様子をお届けします。

のぼりが立つ会場から、昼下がりの中華料理店まで。読み終わる頃に「次は行ってみようかな」と思ってもらえたら、うれしいです。


1. 会場とオンラインをつないで ── 総会、開幕

総会会場の様子
のぼりとスクリーンが並ぶ総会会場。演台に立つのは近本直子事務局長(TKP東京駅カンファレンスセンター)

 

 

 

 

2026年6月6日(土)10:30〜11:30、東京情報大学校友会 ’26/’27年度 6月総会が開かれました。会場はTKP東京駅カンファレンスセンター。ZOOMを併用したハイブリッド形式で、オンラインからの参加者も交えての1時間です。

スクリーンにZOOM参加者
スクリーンには総会資料とZOOM参加者の画面。「新しい出会いと絆、そして未来へ」の表紙スライドが映る

 

 

 

 

議題は、①昨年度活動報告 ②昨年度決算報告 ③本年度活動計画 ④本年度予算案の4本立て。野澤和雅会長のもと、1年間の振り返りと、これからの校友会の方向性が確認されました。

演台に立つ野澤和雅会長
演台に立つ野澤和雅会長

登壇する近本直子事務局長
校友会の運営を支える近本直子事務局長も登壇

2. そもそも校友会は、何のために? ── 合言葉は「先輩がいたら、してほしかったこと」

総会資料の冒頭で、あらためて共有されたのが、校友会の活動の考え方です。

基本は、卒業生による、卒業生のための活動。ただ、卒業生と繋がり続けることは、実はそう簡単ではありません。そして、卒業生が母校への誇りを抱くのは、母校が活躍し、価値を高め続けているからこそ。だからこそ校友会は、卒業生同士の交流だけにとどまらず、現役学生への支援と、大学の活動への協力にも力を入れています。

その原点にあるのが、この一言です。

我々が学生時代に、卒業生の先輩がいたらしてほしかった事

自分が学生だった頃、「こんな先輩がいてくれたら」と思ったことを、いま自分たちが後輩にやる。校友会の活動は、ぜんぶここから始まっています。


3. 昨年度の振り返り ── 活動範囲は、着実に広がった

活動報告の様子
Dream Labの地域イベント出店活動を報告する斎藤正人理事

 

 

 

 

総会ではまず、昨年度の活動が報告されました。並べてみると、その広がりに驚きます。

  • 学内で:翔風祭のお茶ブース/入学式・卒業式・卒業パーティ/卒業生講演会
  • 授業と学生支援で:ビジネスコンテストへの協賛/授業連携(卒業生パネルディスカッション)/Dream Lab
  • 地域で:若葉区民まつり/STAY STREETマルシェ/ホームカミングデー
報告する瑞泉真樹副会長
報告は次々とバトンタッチ。演台に立つ瑞泉真樹副会長

 

 

 

 

もうひとつ、地道な報告も。卒業時の連絡先取得は、過去3年にわたって約9割を維持しているとのことです。ただ、卒業後に住所が変わると連絡が途切れてしまうケースも多く、つながりが十分に保てているとは言えないのが実情。SNSの活用も検討しながら、母校と卒業生をつなぐ土台をどう育てていくかが、これからの課題です。


4. 「なんで情報大でサンマなの?」 ── Dream Lab出店活動の哲学

先月号で特集した「情報大さんま」「サンマボール」の出店も、総会であらためて報告されました。先月号では書ききれなかった、活動の裏側にある考え方も総会で共有されたので、ここでご紹介します。

Dream Labの地域イベント出店は、3つの目的を柱にしています。

  1. 企業と大学のプロモーション ── 連携した取り組みを発信し、新たなつながりを生み、学生の活動を広く知ってもらう
  2. 「販売の場」だけでなく「学びの場」 ── 商品企画から販売、振り返り、分析まですべて実践し、経験を次に繋げるサイクルを大切にする
  3. 学生の実践的な学習 ── ビジネス感覚、コミュニケーション能力、チームでの活動経験、課題への理解

そして総会で率直に語られたのが、お金の話。今は、金銭的な儲けを出すことが目的ではありません。 これは学生にとってのビジネスの練習であり、東京情報大学が盛り上がるための活動です。儲け方をあえて教え込まず、学生自身に考えさせる。資金力のある社会人が「やってみな」と支える。そんなスタンスで運営されています。

仮に儲けが出た場合の還元先も決まっています。まず学生への対価、次に参画企業の齊藤商店が損をしないこと、それでも残れば校友会活動費への寄付。 さらに、その商いで生計を立てている他の出店者さんへの配慮も忘れない──そんな筋の通った方針です。次のテーマは「学生にちゃんと儲けが出るビジネスとは?」。IT中心の大学ですから、同じモデルをIT分野で発展させる構想も語られました。

現場のブースに寄せられた声も、総会で紹介されました。

「なんで情報大でサンマなの?」
「情報大って何処にあるの?」
「私、卒業生なんです!」

「子供がおいしいっていうから、また買いに来ました。」
「これなら、おおきいスーパーにおいてもらえるわよ。」

「情報大さんま」の出店ブース
「情報大さんま」の出店ブースにて。おそろいのスタッフシャツで来場者を迎える

 

 

 

 

「情報大ってどこにあるの?」という声が多かったことから、大学の広報・プロモーションを校友会として手伝っていきたいという提言も。出店は、サンマを売る場であると同時に、母校の名前を地域に届ける最前線にもなっています。


5. 母校のいま ── 447人が入学、そして来年は創立40周年

大学からは、母校の「いま」も報告されました。

総合情報学部には、定員400人に対して447人が入学。定員の約1.1倍を確保しました。オープンキャンパスの来場者も、前年を上回るペースで推移しています。また、総合研究所内には、学長肝入りのサイバーセキュリティセンターが新設され、大学の新しいアピールポイントとして紹介されました。

そして、卒業生の皆さんに一番お伝えしたいのがこちら。来年、母校は創立40周年を迎えます。

すでに記念事業委員会が立ち上がり、検討が始まっています。過去に刊行された20年史の続きとなる40年史の編纂案や、記念講演会といった話題ものぼりました。校友会としても記念講演会などで役目を担いたい考えで、協力の依頼がある見込みです。母校の大きな節目に、卒業生としてどう関わっていけるか──続報は、決まり次第お伝えします。


6. 本年度の計画 ── 全国に広がる支部と、活性化の3本柱

ところで皆さん、校友会の支部が全国そして海外にあることをご存じでしょうか。北海道・東北から、北関東、南関東、千葉県、北陸、信越、中部、関西・中国、四国、九州、沖縄まで。海外には台湾、韓国、中国の支部もあります。あなたの街の近くにも、母校の仲間がいるかもしれません。

本年度、校友会が力を入れるのは「地方課題×情報大としての貢献」「成功事例×卒業生としてのアクション」。単なる会合で終わらせず、目的意識を持った活動へ──を合言葉に、まず3つの支部を軸に活性化が計画されています。

  1. 沖縄支部(2027年3月) ── 硬式野球部の春キャンプに合わせたOB主催の栄養会が、長年の中心行事。今年度は、練習試合の観覧や、選手・OB・地域の卒業生との交流も組み込んでいく計画です。
  2. 北海道・東北支部(2026年8月以降〜秋口) ── 2019年を最後に活動を休止していましたが、宮川天馬支部長を中心に再始動の機運が高まっています。支部長サミットと連動させた「地域に行くサミット」という形も検討中です。
  3. 台湾支部(2026年9〜12月) ── 2023年の開催をきっかけに生まれたLINEグループが、いまも活動を続けています。3年スパンでの定期開催サイクルを固め、出張や旅行で訪れる卒業生も参加しやすい形を目指します。
沖縄・野球部春キャンプでの集合写真
沖縄・野球部春キャンプにて。「東京情報大学校友会」ののぼりを囲んで集合写真(総会資料より)

 

 

 

 

「協働モデルの沖縄」「再始動の東北」「再活性化の台湾」──3つの異なるステージの取り組みを同時に進め、どの地域でも無理なく続けられる支部運営の形を校友会全体で共有する。さらに今後は、休眠中の支部の見直しも視野に入れています。

支部以外の計画も盛りだくさんです。

  • 代議員活動の活性化 ── 組織の若返り、各年齢層の拡充、一人当たりの負担軽減
  • 卒業生名簿の活用と、大学経営への提言・協力
  • 授業連携の深化 ── アントレプレナー授業の準備への協力や、7月17日(金)開催予定と案内された卒業生パネルディスカッションなど、「学生にとっての社会人イメージ」を伝える取り組み

今長学副会長からは、ドリームラボの学生と、起業した卒業生をつなぐマッチング構想(職場訪問やオンラインでの交流)も提案されました。

校友会が掲げるVMVも、あらためて共有されました。Vision=笑顔でにぎやかな環境つくり/Mission=みんなのネットワーク構築と活用/Value=みんなのネットワークによる、趣味や仕事のコミュニティの構築と、多種多様な幸福の実現。

盛りだくさんの議題に、総会は予定を15分オーバー。締めの挨拶は「オーバーするということは、それだけ活動が盛りだくさんになってきたということ」──うれしい超過時間で幕を閉じました。


7. 新体制の顔ぶれ ── こんなメンバーが動いています

本年度の役員体制も、総会で確認されました。任期は2025年からの2年間です(敬称略)。

役職 名前 主な担当
会長 野澤 和雅 東京農業大学評議員
副会長 瑞泉 真樹 事務局兼任
副会長 今長 学 支部活性化、Dream Lab、リレーション
理事 西川 真弥 ホームカミングデー、卒業生講演会、若葉区民祭り
理事 大城 正典 母校連絡幹事、卒業パーティほか
理事 結城 百可 リレーション、名簿DB
理事 水野 雅継 卒業生講演会、名簿
理事 根岸 良光 助成金検討、リレーション
理事 斎藤 正人 Dream Lab、授業・ゼミ連携、農大サポート連携、若葉区民祭り
理事 植原 秀弥 支部活性化
理事 高川 直樹 Dream Lab、ITインフラ支援
監事 磯部 聡 予算監査・税務支援
監事 山老 賢一 予算監査
事務局長 近本 直子 校友会活動全般の運営補助

大学側からは、岡崎賢治事務局長(大学担当事務職員)が事務支援を担当。さらに、母校出身の先生方8名が2018年度から顧問として校友会の活動を支えてくださっています。

ホームカミングデー、講演会、名簿、助成金、支部、ITインフラ──それぞれに担当がいて、それぞれの持ち場で母校のために動いている。そんな顔ぶれで、’26/’27年度がスタートします。


8. 総会が終われば、あとは乾杯 ── 中華居酒屋で懇親会

懇親会での乾杯

総会を終えて会場組が向かったのは、赤提灯の下がる中華居酒屋「味鮮餃子」。

 

 

 

 

テーブルの賑わい
テーブルを囲む懇親会のひととき

 

 

 

 

何が話されていたかまでは写真に写りませんが、テーブルを囲む笑顔の写真が、何枚も残っています。

気づけば15時過ぎ──約3時間の懇親会となりました。最後は、店の前にみんなで集まって記念撮影。サムズアップでカメラに応える姿もあり、この日の締めくくりにふさわしい一枚になりました。

店前での集合写真
締めくくりは「味鮮餃子」の店前で集合写真

まとめ:議題の先に、笑顔があった

今回の総会と懇親会を振り返ると、見えてくるのはこんな1日です。

  • 校友会の原点は「我々が学生時代に、先輩がいたらしてほしかった事」
  • 昨年度、活動範囲は学内・授業・地域へと着実に拡大。卒業時の連絡先取得も約9割を維持
  • Dream Labの出店は「儲け」より「学生の学び」。還元の順番まで筋を通した運営
  • 母校は447人が入学、サイバーセキュリティセンターを新設。そして来年は創立40周年
  • 本年度は沖縄・北海道東北・台湾の3支部を軸に、全国・海外のネットワークを活性化
  • 役員それぞれに担当があり、それぞれの持ち場で母校のために動く新体制
  • 総会のあとは、テーブルを囲んだ約3時間の懇親会

会議室での報告と、赤提灯の下での乾杯。そのどちらもが、校友会という同じ場所から生まれています。次に総会の案内が届いたとき、「行ってみようかな」と思っていただけたら、うれしいです。


編集部より

総会の議題は、①活動報告②決算報告③活動計画④予算案と、いつも通りの4本立て。沖縄・北海道東北・台湾──地図の上ではずいぶん離れた3つの支部が、それぞれのペースで動き出す1年になります。

今回の総会資料で目を引くのは、活動の原点に置かれた「我々が学生時代に、卒業生の先輩がいたらしてほしかった事」という一言です。ビジネスコンテストも、パネルディスカッションも、サンマの炭焼きも、ぜんぶこの一言につながっています。

校友会が掲げるのは「笑顔でにぎやかな環境つくり」。総会と懇親会の写真に残るたくさんの笑顔が、その言葉を体現しています。

皆さんの近況や、母校に関する情報・ご感想がありましたら、ぜひ校友会までお寄せください。

── 東京情報大学校友会 編集部


次号は2026年8月号をお届けする予定です。

何か母校に関する情報やご要望があれば、校友会までお寄せください。


本記事は、’26/’27年度 校友会総会資料・議事録および当日の写真記録をもとに作成しました。

主要参考リンク東京情報大学 公式サイト